群発頭痛が起きてしまったからには長い付き合いになるぞ。
緊張型頭痛や片頭痛に比べて患者数が少ないためあまり聞き慣れない群発頭痛ですが、頭痛の中でも最強クラスの痛みを伴うことで有名です。群発頭痛は、片側の目の奥に起こる激しい痛みに特徴があり、その痛みは「目の奥をえぐられるような痛み」とか、「刺されるような痛み」と表現されます。
群発頭痛は、男性に多い、痛くなるのは、いつも決まった片側、痛みはかなり強烈、痛みの持続は15分~3時間、ひとたび起こると1~2か月の間は連日痛む(群発期)、痛みは深夜2時頃など、決まった時間に現れやすい、頭痛がある間、痛みがある側の目が充血したり、涙が出たり、鼻水が出たり、額に汗をかくなどの症状を伴います。
群発頭痛が起きたら、早い段階の酸素吸入が効果的です。酸素吸入によって、頭部の動脈が収縮して痛みが和らぎます。毎分7リットルのペースで純度100%の酸素を約10~15分吸入すると効果的だといわれています。
投薬治療では、主に血管収縮作用のあるものが使われます。ただし、群発頭痛の発作が起こってからでは効果が乏しいため、頭痛が出そうな1時間くらい前に飲むのがいいといわれています。(群発頭痛は毎日頭痛の出る時間は、だいたい決まっていることが多い)。
群発頭痛の予防薬としては、副腎皮質ホルモン、カルシウム拮抗薬、リチウム療法などが代表的です。リチウム療法は躁うつ病の治療に用いられるが、群発頭痛にもかなり効果的だといわれています。いずれの薬も、医師の処方が必要となります。